こんにちは、MJです。
今回のテーマは”夫婦別財布で生活費の分担はどうやる?”です。
😉色々なカップル・家族の形がある以上、あまり”夫婦”に限定したくないのですが、”夫婦別財布”という言葉が一定の市民権を得ていると思われるので文中で使用しています。ご了承ください。
財布別管理というカップルが増加傾向にあります。
これは、
・高収入のパワーカップル
・マネーリテラシーの高いカップル
に多い傾向がみられるようです。
😆600万と600万で1200万パワーズ!
よく私も
“夫婦別財布ってどうですか?”
と聞かれることが多く、
いつもこう答えています。
😊マネーリテラシーさえしっかりしてればOKじゃない?
とはいえ、
😰マネーリテラシー???
こういった人も多いと思いますし、
そういう反応の人も多いです。
😉リテラシーは今後身に着けていけばOK
じゃあさらにブレイクダウンして、
“何を最低限しっかりすべきか?”
ここにフォーカスを当てたいと思います。
なんだと思いますか?
それは
生活費・教育費・貯金といった、
共同で出していく支出、
その分担方法です。
😅ここだけはしっかりやらねば将来険悪に…
🤔家賃・食費とかで分担すべき?
🤔金額の割合で分担すべき?
まずみなさん考える選択肢はコレですよね。
で、簡単なので前者を選びがち。
😰ちょっと待ったー!
一見ラクなこの選択、
いわゆる「費目」で分ける形、
私はとても危ないと思っています。
なぜなら一度決めると分担を変えづらいからですね。
一方で収入・環境は常に変わっていきます。
🥺この変えづらさが二人の関係性にもヒビを入れてしまいかねません。
今回は解決策の前に
・収入の変化は誰にでも起こりうるという事
・その時に人はどういう感情を持つのか?
こういった背景・心理からお伝えしていきます。
😊パートナーシップにおいて大事なのは、まずお互いの気持ちの理解です。それがあって解決策が役立ちます。
今日も分かりやすく伝えていくので、
ぜひ最後まで読んでいってください😊
収入の変化は誰にも起こりうる身近な事
まず私たちの収入は、
自分自身の選択や
世界の動きによって常に変化していきます。
・妊娠/出産
・転職
・失職
・天災(コロナウイルス等)
・不況(リーマンショック等)
🥺2000年以降、本当に色々ありますよね。
減収時の不安は想像以上に大きい
収入が増えたり減ったりしても、
夫婦別財布である以上、
お互いのそういった状況は見えません。
そして夫婦別財布という選択をした以上、
基本的には気にならないはずです。
が、気になってしまう時が1つだけあります。
自分が減収した時です。
🥺特に女性は妊娠/出産があります。減収に加え、”こどもの将来のために”という気持ちから、男性側の収入が気になってきます。
お金の話はエネルギーを使う
一方で多くの日本人にとって、
“お金の話はすごくしにくい“ものです。
自分が減収した場合、
もちろん生活費等の分担を見直したいですよね?
でもこの時、
減収側って見直しをとても言い出しづらいんです。
それは、
自分が減収したとしても、
相手が増収したわけではないから
ですね。
😰自分が減っただけで相手に責任はないのに…
こう考えてしまう人、多いですね。
😅相談される側は「むしろ相談してくれ~!」って思ってる事も多いですよね。
ただ、減収した側は
上記の理由から相談しづらいだけでなく、
減収というストレスにエネルギーを食われているので
お金の話という交渉までエネルギーを
回せないんですね。
自分から察して申し出てくれる、
そんなパートナーであれば心配無用ですが、
なかなかそうもいかないのが実情です。
🥺「減収側から言い出すべき」と思いがち。責任論。
😭でも減収側はそれどころではない。不安と心配で死にそう。言い出す余力ナシ。
ならどうするか?
理想の答えは
- パートナーが察してくれて
- パートナーから提案してくれて
- 100%心地の良い調整をしてくれる
これです。
無理ですよね、完璧な人間はいません。
もちろん察する事ができる方もいます。
が、要望を100%汲み取るということは不可能です。
なぜなら
・正確な状況は本人にしかわからない
・実際のストレスは本人にしかわからない
・解決したい優先順位も本人の価値観次第
だからです。
😅パートナーの心を当てようとする事もやめましょう。当てっこゲームは依存の始まり。話し合いって大事です。
相手の気持ちによりそう所から始めよう
いま「当てっこはするな」と言いましたが、
寄り添う事はとても大事です。
何度も言いますが、解決策よりもまず気持ちの理解です。
具体的な例をあげると…
👩実は収入が減っちゃって…
👨そうだったんだ。辛かったね。将来の事を考えてくれてるんだね。
こういった感じです。
人は
・相手が気持ちを理解してくれる事
・自分がどんな感情を感じているか、それを言葉にただ表してくれる事
それだけでとても落ち着きます。
😀ストレス強度が高い時、人は自分の心を言語化する事に疲れています。代わりに言語化してもらうことでストレスが軽くなり、また相手が理解してくれている、という安心感を得られる為です。
😉そして相手が「そんなストレスの中でどう努力してくれようとしたか」に目をむけましょう。褒めはエナジードリンク!自己肯定感がアップし、心の回復を促進します。
😅仮に事実だとしても、相手の失態や、仕方ないね的なコメントはやめましょ。相手の失態だとしても、学ぶのは本人が自分でするし、仮に指摘するとしても受け入れられる状態になってからです。まず回復!
一方でダメな例も紹介します。
👩うーん…
👨どうしたの?○○が辛いんでしょ?うん、分かるよ。
そうです、当てっこです。笑
相手が出してくる前に先読みしていうこと、
これは良くないのです。
・相手の考える力・発信する力を奪う
・結果、相手が依存してしまう
・自分も「分かるのは自分だけ」と陶酔
・結果、自分も依存してしまう
🥺いわゆる共依存。ダメ絶対。
とある研究報告も紹介しましょう。
小さいこどもがジュースをこぼして
癇癪を起こしてしまった時、
どういう対応が最も早く
こどもを落ち着けることができたか?
こういった研究です。
まず理論だてて教える場合。
「ちゃんと持ちなさいって言ったでしょ!」
「だからこぼすんだ!」
といった感じで、
「○○だからこうなった」
と原因と責任を言ってきかせても収まりません。
しかし
「ジュース飲みたかったんだね」
「うまく持てなくてこぼしたんだね」
「こぼしてびっくりしちゃったね」
こう周囲が言葉にして
「○○だったんだね」
と言葉にすると、徐々に落ち着きました。
大人とこどもは違いますが、どちらも
自分の心を言葉にしてもらうと落ち着く
こういった面では共通だなと思います。
😉相手の心に寄り添う事、イメージできましたか?
気持ちに寄り添ったなら、解決策へ
相手の気持ちに寄り添いつつ、
解決策も大事です。
同じことの繰り返しになるかもしれないからですね。
では具体的にはどうしたらいいか?
・少しでも言いやすい環境を整える
・毎月の調整を当たり前の環境を作る
こういった方法で調整しやすくすべきです。
解決策は次回に
今回はまず
“相手の気持ちに寄り添う”
これがとても大事な事なので、
いったんココで記事を終えます。
もちろん具体的な解決策は次回に。
次の記事に行く前に、
じっくり今回の記事を読んでいただいて、
腹落ちしてもらってからの方が、
今後の色んなことがうまくいくと思います。
😉解決策よりなにより大事なのは、相手との向き合い方です。時間をかけて育んでいきましょ。
まとめ
今回は”夫婦別財布で生活費の分担はどうやる?”がテーマでした。
このテーマを語るにあたり、
・収入の変化は誰にでも起こりうるという事
・その時に人はどういう感情を持つのか?
・相手の気持ちに寄り添うとは?
こういったことをお話させて頂きました。
長い人生、パートナーと共に歩んでいくのに
とても大事な事なので、
改めて読み返してもらえたら嬉しいです。
具体的な解決策は次回で!
みなさんもこの方法で
パートナーと良好な関係を築き、
幸せな人生を歩んでいきましょう!
😊一歩一歩進んでいきましょう~!